通訳ガイドになるには
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当時、普通のOL生活を送っていた私は一念発起して通訳案内業試験を受験する決意をした。
(通訳案内業試験は通訳案内業法の改正に伴い、2006年度から「通訳案内士試験」と名称が改められた)
この試験は外国語の能力が重視されるのだが、英語の場合、合格率は毎年5-6%と低い。
しかしダラダラと何年も勉強したくなかったので 週に2回仕事が終わってから予備校へ通い、休日は家に篭って勉強、という生活を1年間続け、1998年 通訳案内業試験に一発で合格することができた。
私が受験した頃は1次が語学の筆記試験、2次が面接、そして3次が日本の地理・歴史・一般常識のマークシート試験だったが、現在は 当時の1次と3次試験を1次試験として1日で行い、面接が2次試験となっている。
通訳案内業試験の1次では「神社と寺の違いを外国人に分かるように英語で説明しなさい」といった問題が出た。
なので、通訳案内業試験に合格するためには、語学ができるだけではダメで、実務に就くための知識がかなり必要だ。
通訳ガイドは日本の文化を外国語で説明
逆に言えば、試験勉強がそのまま実務に役立つ。
私は普段から英字新聞を読んだりして、日本的な事象をどう英語で表現するか知識を蓄えた。
面接試験も、もちろん、ペラペラ話せるだけではダメだ。
民間外交間と言われる通訳ガイドにふさわしいか、チェックされている。
だから質問にはあくまでも ガイドとして答えるべきで、あまりにも偏った意見は言うべきではない。
服装も 日本的なカラスのようなスーツよりは 外国人向に明るめの色のがいいよ、と予備校の先生からアドバイスされた。
素直にアドバイスに従ってベージュのスーツを着込み、ひきつりながらも 微笑みを絶やさずどうにかパスした。
そんなこんなで、通訳案内業試験というのは かなりタフな方だと思うけれど、語学関係では唯一の国家試験であり、英検1級、TOEIC900点以上 と併せて取っておくと鬼に金棒だ。